ゲストの紹介
●シエ・フェイ(謝飛)


中国映画「チベットの女 イシの生涯」を監督
北京電影学院で副学長を務め、チャン・イーモウ(張藝謀)等、第五世代の監督たちの教官でもあった。『香魂女−湖に生きる』でベルリン国際映画祭グランプリ、『草原の愛−モンゴリアン・テール』でモントリオール国際映画祭監督賞を受賞し、中国映画界の巨匠という地位を不動のものにした。

●ダン・ニャット・ミン


1938年ベトナム・フエ生まれ。映画監督。ベトナム映画人協会会長。
記録映画の制作を手掛けた後、75年から劇映画の制作を始め、これまで9作品を発表。代表作に「10月になれば」(84年)、「河の女」(87年)などがある。NHKと共同制作した「ニャム」(95年)は国際的水準を示すベトナム映画の代表作として、数多くの国際映画祭に招待されている。作家、ジャーナリストとしても活躍。

●クレール・ドゥニ


撮影日程の事情により来日できなくなりました。

 フランスの映画監督クレール・ドゥニはジャック・リヴェットやヴィム・ベンダースなどの助監督を務めた後、自伝的な作品である長編処女作「ショコラ」を発表し、その後も「死んでもへっちゃらさ」や「パリ.18区.夜」、「ネネットとポニ」など、独自の作風で数々の傑作を生みだしてきた。また、フランスのテレビ局アルテの製作作品として「美しい仕事」や「 US Go Home」なども手がけ、また他にも質の高いドキュメンタリー作品も発表している。小津に影響を受けた監督の一人である。

●黒沢清(くろさわきよし)


1955年、兵庫県神戸市生まれ。
立教大学在学中より8ミリ映画の自主製作を手がける。大学卒業後、長谷川和彦、相米慎二らの助監督を経てディレクターズ・カンパニーに参加し、83年に「神田川淫乱戦争」で商業映画デビューする。続けて「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(,85)、「スウィートホーム」(,86)などを発表。 95年より「勝手にしやがれ!!」シリーズ、「復讐」シリーズなど多数発表。97年に「CURE」が東京国際映画祭に出品される。その後、ベルリン映画祭(「ニンゲン合格」,98年)カンヌ映画祭(「カリスマ」,99)・ヴェネチア映画祭「大いなる幻影」99年など、数多くの映画祭から招待を受ける。また、香港・エジンバラ・トロント・パリ・台北・ロッテルダムの各映画祭で特集が組まれた。 2000年には、カンヌ映画祭で「回路」が国際批評家連盟賞を受賞、引き続き「アカルイミライ」がカンヌ映画コンペティションに出品。現在、最新作「ドッペルゲンガー」が公開中 。

●佐藤忠男(さとうただお)


映画評論家 1930年新潟県生まれ
雑誌『映画評論』『キネマ旬報』『思想の科学』などに映画論を発表する。「映画評論」編集長を経て独立。著書に「小津安二郎の芸術」「日本映画史」(全4巻)「映画評論の時代」などがある。1957年 単行本『日本の映画』でキネマ旬報賞を受賞。以後、映画を中心に演劇・文学・大衆文化・教育などの幅広い分野で100冊を超える著作を発表している。日本映画学校長も務めている。

●佐野史郎(さのしろう)


1955年3月4日 島根県松江市出身
テレビ、映画、舞台、ミュージシャンなど多岐にわたって活躍中。『カラオケ』では監督も。 大の小津ファンとして知られる。
(TV)「ずっとあなたが好きだった」「跳ぶが如く」「共犯者」など
(映画)「夢みるように眠りたい」「明日」「ゲンセンカン主人」「毎日が夏休み」など
(舞台)「月ノ光」、「マラカス」、「今宵かぎりは」など
公式サイト:橘井堂

●石川真希(いしかわまき)


唐十郎さん主宰の「状況劇場」出身。佐野史郎夫人。
<主要映画作品>
「連弾」「KARAOKE」「催眠」「東京日和」「夏時間の大人たち」など

●金守珍(きむ・すじん)

1954年、東京都出身。
東海大学電子工学部卒業。蜷川スタジオを経て、唐十郎主宰「状況劇場」で役者として活躍。1987年、新宿梁山泊を創立。旗揚げより新宿梁山泊の演出を手掛ける(演出名・金盾進)。1997年にはオーストラリアの国立演劇学校から「特別講師」として招かれ、世界に通用する演出家と評判を呼んだ。2000年は6月に「愛の乞食」「アリババ」のアトリエ公演を行った。演出以外にも広く演劇活動を行い、外部公演への出演、「家族シネマ」(98年)等の映画、NHK大河ドラマ、CM出演等、役者としても広く活躍している。ワンコリアフェスティバルの演出も手掛ける。2002年日本映画監督協会 新人賞受賞
第57回毎日映画コンクール 「スポニチグランプリ」新人賞受賞
●柳瀬観(やなせのぞむ)


1932年、東京都出身。
1954年日活撮影所に入り野口博志に師事。63年「探偵事務所23・銭と女に弱い男」で監督。その後、「虎の子作戦」「仲間たち」「若い港」「砂丘の決闘」「花咲く乙女たち」「北国の港」「東京は恋する」「やくざ番外地」などを監督。
テレビでも「挽歌」など多数の作品を撮る。

●松尾昭典(まつおあきのり)


1928年、大阪府出身。
1952年松竹京都撮影所に助監督として入社。55年日活撮影所に移籍。59年「未練の波止場」で監督。71年フリー。
60「ゆがんだ月」 61「打倒」「やくざ先生」 63「人間狩り」「男の紋章」他。テレビでは各局2時間ドラマ多数。

●渡辺寿(わたなべひさし)


1951年 福岡県出身。
72年より助監督を経て、「刑事物語・りんごの詩」「生きてみたいもう一度・新宿バス放火事件」等の脚本。「THA MODS IN 夜のハイウェイ」で監督。日本シナリオ作家協会会員。93年「元禄女太陽伝」ほか。2003年、脚本の「蕨野行」(恩地日出夫監督)が福岡アジアフォーカス映画祭で招待上映。

●荒井晴彦(あらいはるひこ)


脚本家
<作品歴>
映画:「KT」「皆月」「絆−きずな−」「身も心も(脚本監督作品)」 「ありがとう」「眠らない街・新宿鮫」「リボルバー」「噛む女」「恋人たちの時間」「ひとひらの雪」「Wの悲劇」「ダブルベッド」「もどり川」「時代屋の女房」他
TV:「秋の選択」「盗まれた情事」「私のおじさん」他

●アンニ(AN NI)


日本映画ペンクラブ会員。1953年生まれ。
1977年中国清華大学卒業。中国映画人協会に勤務。1984年来日。早稲田大学文化研究科(演劇、映像)修士課程修了。現在早稲田大学、慶応大学非常勤講師。専門分野:比較映画史、映画批評。著書に『映画で知るアジアのこころ』。主要論文に『上海租界の日本映画進出』、(『近きに在りて』)『戦後日本における中国映画の受容について』(『映像学』)など。

●加藤則夫(かとうのりお)


1948年生まれ。NHKチーフディレクター。
1973年、東京外国語大学インドシナ語科卒。NHK国際放送局でベトナム向けのラジオ番組制作を担当、現在に至る。
1984年、半年間ハノイで語学研修。「NHKスペシャル」「アジアからの発言」 「アジア発ドキュメンタリー」などのテレビ番組でベトナム現地取材。
訳書「はるか遠い日」(めこん)

●ピノン川竹ジョジアーヌ


映画史研究家。白百合女子大学教授。
『全日記 小津安二郎』(フィルムアート社)フランス語版訳者。現在は1920年代から50年代の日本映画、特に女優の歴史および弁士の盛衰をテーマに研究。

●筒井道隆(つついみちたか)

俳優 1971年東京生まれ。
1990年「バタアシ金魚」でキネマ旬報ベストテン新人男優賞受賞。1990年度日本アカデミー賞新人賞受賞。
<主要映画作品>
「バタアシ金魚」「きらきらひかる」「ベル・エポック」「死国」「洗濯機は俺にまかせろ」「KT」(2002)など
●清水美那(しみずみな)


1982年、神奈川県生まれ。
恩地日出夫監督・渡辺寿脚本「蕨野行」、渡辺寿監督・脚本と2本の映画に相次いで主演。
(マンナンライフのCMでも有名)

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