縄文文化輝く会
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仮面の女神
長野県茅野市は日本一古い国宝『土偶―縄文のヴィーナス』の発掘出土地の棚畑遺跡、国の特別史跡・尖石遺跡、黒曜石・石鏃・破摧具の発掘地・駒形遺跡、新潟産出の翡翠や仮面土偶が出土した中ッ原遺跡、並びに東海地方特有土器や瀬戸内地方特有土器の出土遺跡、八ヶ岳山麓の黒曜石石器出土の遺跡等、それぞれ考古学的検索によって確認されている。これらの遺跡は東海地方、瀬戸内地方、信越地方と黒曜石をもって交易し、黒曜石及び石器加工技術の供給源地である。又土器としても、火炎型土器に類似した土器をはじめ、有孔鍔付土器・顔面把手付土器・吊り手土器など、それぞれの遺跡から出土しているのは、縄文人の心象を思わせる特異な縄文文化を保有していると考えられる。又、海抜1,000メートルに多数存在することは、青森県三内丸山遺跡・佐賀県吉ケ里遺跡とは、類を異にした縄文文化遺跡群と価値付けても良かろう。そこで、市民が縄文文化をよく理解することによって、遺跡の保存が円滑に進むことを目的として、この会を結成するものであります。