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1−B 蓼科山登頂と池巡りコース
大河原峠−将軍平−蓼科山−将軍平−天祥寺原−亀甲池−双子池−双子山−大河原峠
参考歩行時間 標準日程
約5時間50分 1泊2日
最大標高差 登山適期
  約550m(天祥寺原〜蓼科山)   6月中旬〜10月

コースの特徴
大パノラマが魅力の蓼科山登頂と、山懐に抱かれた亀甲池・双子池を巡るコース。草原や苔むす原生林もあり、様々な景観が楽しめるのも特徴。

コースガイド
大河原峠を出発すると、すぐに急登が始まる。傾斜が緩くなりやや下るようになると、蓼科山荘の建つ将軍平に到着する。ここで七合目からと天祥寺原からの道を合わせ、蓼科山頂へ向かう。大岩の重なる段差の大きな急登が続く。展望が開けてくると蓼科山頂ヒュッテがあり、その一段上に山頂がある。広々とした山頂は展望に優れ、日本を代表とする中部山岳の山並みが一望でき、眼下には白樺湖や蓼科湖が箱庭のように見える。スリップや転落に注意しながら将軍平に戻り天祥寺原に向かう。天祥寺原までも浮石などのある急坂で注意が必要。下りきった所で竜源橋からの道を合わせ大河原峠方面に向かう。15分程行くと亀甲池への分岐がある。涸れ沢を渡り、ひと息の急坂を登ると緩やかな道となり亀甲池まで続く。亀甲池は幽邃な池だが水位の増減が激しく、干上がってしまうこともある。北横岳への道を分け、双子池へと向かう。苔むす原生林の中をひと登りして下って行くと、明るく開けた双子池雌池畔にでる。時計回りに池を半周すると双子池ヒュッテが現れる。ヒュッテの先に清らかな水をたたえた雄池がある。双子池から双子山への標高差は200m程あり、カラマツ林の中を登っていく。のどかな草原が続く双子山山頂は眺望が良く、蓼科山や北横岳が大きく見える。爽快な山頂をあとに、スリップに注意しながら大河原峠へ下る。

コースマップ

アドバイス
自然を楽しむことが目的です。急がずにゆっくりと歩きましょう。
登山中の事故は下り坂で多く発生します。下りは特に慎重に歩きましょう。
蓼科山山頂から天祥寺原まで標高差600mの急激な下りとなり膝への負担が大きくなります。歩行時間が長くなりますが、蓼科山を大河原峠からの往復とし、大河原峠〜双子山〜双子池〜亀甲池〜天祥寺原〜大河原峠と周遊すると体力的・技術的には楽になります。
蓼科山頂は広いので濃霧の日は迷いやすいので注意が必要。
遠望は空気の澄んでいる早朝のほうが楽しみやすく、山頂で見る朝陽や夕陽は格別です。
将軍平〜蓼科山間は6月上旬まで残雪があります。残雪の状況などは山小屋に問い合せてください。

コース内の山小屋
大河原ヒュッテ(麓)、蓼科山荘(山)、蓼科山頂ヒュッテ(山)、双子池ヒュッテ(山)
(麓は車が入る山小屋、山は山小屋)

ステップ0 ステップ1 ステップ2 ステップ3

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