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1−D 北八ヶ岳池巡り
麦草峠−狭霧苑地−五辻−ピラタスロープウェイ山頂駅−七ッ池−北横岳−亀甲池−双子池−雨池−麦草峠−白駒池−白駒池駐車場
参考歩行時間 標準日程
約8時間20分 1泊2日
最大標高差 登山適期
  約500m(北横岳〜双子池)   6月中旬〜10月

コースの特徴
趣の異なる池を、展望のよい場所や苔むす原生林でつなぐ、北八ヶ岳の魅力を満喫するコース。

コースガイド
麦草ヒュッテまたは麦草峠駐車場から狭霧苑地へ向かう。国道を歩いても良いが、丸山寄りに自然歩道が設けられており、途中に湿地状の駒鳥池がある。狭霧苑地で国道を渡り五辻に向かう。出会いの辻で大石峠からの道を合わせ30分程行くと東屋がある五辻に着く。この辺りには広々とした笹原があり眺望も良い。開放的で気持ちのよいところでもある。縞枯山・茶臼山方面への道を右に分け、笹原に続く道を緩やかに登って行くと樹林帯に入る。この辺りから木道となり山頂駅まで続いている。山頂駅からは坪庭散策路に入る。溶岩台地につけられた散策路を行くと第2休憩所があり、200m程先で北横岳への道が分岐する。やがて登山道はつづら折れに変わり、急斜面を登っていく。三ッ岳分岐を過ぎ少し行くと北横岳ヒュッテがあり、七ッ池への道が分かれている。ヒュッテから200m程先の七ッ池(2つめの池まで)を往復後、北横岳山頂を目指す。展望に優れた北横岳山頂は南峰と北峰に分かれ、亀甲池への道は北峰から下っている。亀甲池までの標高差450mの下りは、本コース唯一の難所である。上部は浮石が多く苔むす原生林の中間部は岩と木の根の張り出しに苦労する。景観の良い所であるが、日当たりが悪いため非常に滑りやすい。スリップや転倒には充分な注意が必要である。亀甲池の水は増減が激しく干上がってしまうこともあるが、雨や霧の似合う幽邃な池である。天祥寺原からの道を合わせ双子池に向かう。尾根を乗越し暗い樹林を抜け出ると明るく開けた双子池(雌池)に到着する。時計回りに半周すると双子池ヒュッテがあり、その先の雄池は清らかな水をたたえている。雨池へはヒュッテ裏の林道を登っていく。やがて十字路となり、道標に従い右手の大石川林道に入り雨池に向かう。二つ目の崩壊地を過ぎると雨池峠への分岐点があり、あと15分ほど行くと雨池への降り口がある。5分ほど下ると雨池の西岸に出る。雨池の魅力は、明るく広々した開放感にある。池が増水していなければ時計回りに4分の3周して麦草峠方面に向かう。林道に出て左へ少し行くと麦草峠への分岐がある。林道と分かれ、樹林や笹原に続く道を緩やかに登っていく。やがて茶水の池が現れ麦草峠に戻る。麦草ヒュッテから白駒池に向かう。白駒池駐車場からの遊歩道を合わせ、しばらく行くと白駒池に降り立つ。白駒池は北八ヶ岳の大きさを誇り、常緑針葉樹の森に囲まれている。池巡りコースの締めくくりにふさわしい池である。時間に余裕があれば池を1周して白駒池駐車場に戻る。

コースマップ

アドバイス
自然を楽しむことが目的です。急がずにゆっくりと歩きましょう。
登山中の事故は下り坂で多く発生します。下りは特に慎重に歩きましょう。
平坦な所が多いため大雨の後は五辻付近や雨池付近の登山道が水に浸かることがあり、足元の防水対策が必要になる場合があります。また、雨池が増水している時は池を周ることができないので林道からの雨池往復となります。
大石川林道(双子池〜雨池峠下)は、北横岳側からの落石に注意してください。
体育の日の連休は、白駒池駐車場や麦草峠駐車場が満車となり車を停められないことがあります。
ピラタスロープウェイを入下山口としても良い。

コース内の山小屋
麦草ヒュッテ(麓)、北横岳ヒュッテ(山)、双子池ヒュッテ(山)、白駒荘(山)、青苔荘(山)
(麓は車が入る山小屋、山は山小屋)

ステップ0 ステップ1 ステップ2 ステップ3

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