2002年11月1日(金)・2日(土)・3日(日)

    −小津安二郎から21世紀の映画へ−

第5回蓼科高原映画祭は「彼岸花」(1958年 松竹)に出演された女優・山本富士子さんを舞台トークショーに迎え開催いたしました。 パネラーとして新藤兼人、山内久両氏を迎え特別企画2002年「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」特別シンポジウム「 野田高梧を語る−小津安二郎との出会い、そして映画」を行いました。また、第1回短編映画祭を開催しました。

会場:新星劇場/やつがねホール/電脳ひろば BELEC

『晩春』 〈1949/小津安二郎監督作品〉
『彼岸花』 〈1958/小津安二郎監督作品〉
『小早川家の秋』 〈1961/小津安二郎監督作品〉
『鬼婆』 〈1964/新藤兼人監督作品〉
『愛染かつら(総集編)』 〈1938/野村浩将監督作品〉
『活きる』 〈1994/中国/チャン・イーモウ監督作品〉
『まぶだち』 〈2000/古厩智之監督作品〉   古厩監督舞台挨拶
2001年日本映画監督協会新人賞受賞作
『Pain/ペイン』 〈2001/石岡正人監督作品〉   石岡監督舞台挨拶
『いちばん美しい夏』 〈2001/ジョン・ウィリアムズ監督作品〉   ウィリアムズ監督舞台挨拶
『山の郵便配達』 〈1999/中国/フォ・ジェンチイ監督作品〉
『かあちゃん』 〈2001/市川崑監督作品〉
『うつくしい人生』 〈1999/フランス/フランソワ・デュペイロン監督作品〉
合木梢さんによる映画解説

『ジェラルディン』 〈フランス/Arthur de Pins監督作品〉
『赤インゲン豆の反乱』 〈2001/フランス/Sabine Hitier監督作品〉
『灯台のホテル』 〈2001/フランス/チュグデゥアル・ビロトー監督作品〉
『演じ屋 第壱幕』 〈2001/野口照夫監督作品〉
『虫が演じるシェイクスピア ロミオとジュリエット』 〈2002/岩木呂卓巳監督作品〉
『ほしのこえ』 〈2002/新海誠監督作品〉

山本富士子さん
金子正旦さん、北川れい子さん
「野田高梧を語る〜小津安二郎との出会い、そして映画」 新藤兼人監督、山内久さん

山本富士子(女優)、新藤兼人(映画監督)、山内 久(脚本家)、古厩智之(映画監督)
ジョン・ウィリアムス(映画監督)、金子正旦(映画プロデューサー)、石岡正人(映画監督)
北川れい子(映画評論家)

●シネマギャラリー【11/1〜3・市内各所巡回展示】
  小津・野田関連の品や当時の蓼科高原の写真、ポスター等を展示
●お祭広場【11/1新星劇場前】 ふるまい、特産物販売など
●監督居酒屋【11/2・上條食堂】
●交流パーティー【11/2・ベルビア3F】
●無藝荘 特別一般公開【11/1〜3・無料】 移築前最後の公開
●ミニ・コンサート【11/1〜3・ベレック】
●長野県内4つの映画祭スタンプラリー
●共同開催「大商業祭」【11/3】 駅を中心に市内商店会主催の売り出しと抽選会

第1回短編映画祭入賞作品
●グランプリ
  「銭湯物語」   清水和貴監督
●入賞
  「たぴおか」   高市知美監督
  「トトオ」   伴野 智監督
  「僕のまわりで起きたこと」  保立友司監督
「アイノ・ウタ」/古本恭一、「青 空」/北村育大、「親父がいなくなってから」/杉田このみ
「風の花」/松永順平、「Kanransha」/樽沢勇紀、「その男が俺に与える不安」/鶴岡幸治
「ラムネにまつわるエトセトラ」/清水和貴
◆審査委員長 深作欣二(映画監督)
◆審査員 山名克二(映画監督)、工藤雅典(映画監督)、旦 雄二(映画監督)
合木 梢(シネマコラムニスト)、吉田 豊(映画誌編集長)
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